今日も、昨日と同じく青空の見える素晴らしい天気ですが、数日前の大雨が嘘のようです。
昨日、畑を覗いたら、小さい野菜が倒れたり、泥水を被って、被害が出ています。
ブログを書くのは、旅行などで家を空ける以外では、初めて、一昨日、昨日と、2日間続けてブログが書けませんでした。
今朝は、朝一番の作業として、ブログを書いています。
一昨日の午後は、先月入会した「川柳真風吟社」の句会に参加しましたが、和やかで、川柳を心から楽しむ句会で、心が癒されました。
会員の皆さんの作句能力のかなり高さを感じ、私も大変勉強に、また励みになりました。
また、それぞれの作品について、屈託のない、建設的な意見が皆さんから出る所も素晴らしいです。
中央大学生は、事あるごとによく「惜別の歌」を歌います。
私も在学中には、あらゆる学校行事の時に、この惜別の歌を歌った記憶があります。
中央大学生が、この歌を歌う理由が、最近、やっと分かりました。
それは、東京の陸軍造兵廠に勤労動員された中央大学予科の学生、藤江英輔が、島崎藤村の詩集『若菜集』の一節に曲をつけたものです。
造営廠の藤江は、予科の仲間に召集令状の赤紙を配る役割りを担わされていた。
赤紙が配られると、誰もがその刹那に青ざめたものだという。
それでも藤江は、「おめでとう」と言わざるを得ない。
その葛藤が、友を送り出す「惜別の歌」を生んだ。
遠き別れに 耐えかねて
この高殿に のぼるかな
悲しむなかれ わがが友よ
藤村の詩にある「わが姉よ」を、藤江は「わが友よ」に変えて、「旅の衣を整えよ」と続けてた。
戦後は、中央大学の後輩たちに、歌い継がれ、やがて広く歌われているそうです。
この惜別の歌は、私が中学校の頃、小林旭が歌っていた頃から、レコードを聴いていた、大好きな歌です。
私も早く、バイオリンが上手く弾けるようになったら、一番にこの歌を弾きたいものです。
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