私は、読書が大好きで、毎月数冊の本を読みますが、殆んど本は、新聞で薦められる本の中から選んでいます。
川柳噴煙吟社から頂いた商品券があったので、デパートの本屋さんで、何か読みたい本はないかと探していたら、一冊の本「憲法と君たち」が目に止まりました。
この本は、60年以上前に改憲か護憲かで揺れていた1955年、若い憲法学者が、子供たちに向けて残した一冊です。
この若き憲法学者が、私が中央大学の学生時代、憲法を習った佐藤功先生です。
佐藤先生は、当時成蹊大学の教授で、中央大学では講師として数コマ持っておられました。
法学部の授業は、退屈するものが多かったのですが、居眠りがあまりいなかったほど、面白く分かり易かった授業だったことを記憶しています。
この本を手に取って、早速、その日の夜から、子供になり切って、読みました。
この本の内容は、子供向けに書かれていて、人間の歴史の中で、憲法は何のために、どのようにして作られたのか。そして、何故大切にしなければならないのか。憲法の本質を、優しく語りかけるように解説した本でした。
まだ半分程度しか読んでいませんが、憲法の本質が、学生当時とは違った意味で分ってきました。
特に子供向けに書かれていますが、大人にも読んでほしい、憲法のことが理解できる本です。
この本を読み終わった後、憲法の条文にも触れてみたくなりました。
応援のクリックを御願いします!目指せ1位。
ちなみに現在は…??
