今日は、晴れ間も見えはじめ、妻は洗濯物をいっぱい干しています。
先日の噴煙例会の席題「梅雨」で入選した句です。
梅雨晴れ間ベランダのシャツ泳いでる 萬風
今日の話は、数日前の新聞の投稿記事「おんなの目」にこんな記事がありました。
タイトルは「笑顔で介護をするために」です。
結婚して60年の夫婦の80歳を過ぎた夫が認知荘高齢者なられて、79歳の妻が5年近く介護をされている話です。
夫婦とも元気で病気らしい病気もしてこなかったのに、人生の最終章をこんな形で迎えるとは思っていなかったけれど、現実になってしまって、開き直って夫の介護をがんばっているそうです。
その頑張る源になっているのが川柳だそうです。
その川柳は、夫の介護しながら、夫の様子を口にした言葉を、575にしてみようと思ったそうです。
すると次から次へと作品ができ、疲れ果てていた心も楽しくなったそうです。
ここで、数句ご紹介をします。
「同じこと初めて聞いた顔で聞き」
「瞬間は会話成立老い二人」
「説明がやっと終わればはじめから」
「真夜中に世界地図など書き散らし」
「日替わりの今夜のトイレ台所」
すべての句が、作った句でなくて、出来た句で、素晴らしいですね。
介護の状況を良く観察され、蟻のままの言葉で詠まれているところがいいですね。
この新聞記事を読んで、数年に亡くなった母の介護を思い出したところです。
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ちなみに現在は…??
